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したがって(備忘録) [特定社労士]

特定社労士の特別研修が始まりましたので、

それに向けての答案練習ではないですけど、答案を書くときの注意点を神戸大学の大内先生のブログに書かれていましたので、それを一部引用させて頂きます。この書き方をしないと点がないということ、また実務おいても注意したいことを肝に銘じて。。。

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したがって

以下大内先生の2011年8月8日のブログから引用

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春の次の季節は夏である,現在は春である,したがって,次に来る季節は夏である,というくらいの隙のない論理性を見せろとまでは言いませんが,「したがって」というレトリックで論理の曖昧さを補ってはいけないのです。 法的な紛争を解決するためには,事実関係を明確にしたうえで,適用される規範を見つけ出し,その規範を適用するうえで必要な規範の解釈を示したうえで,最終的には,○○の事実には,△△の規範が適用され,「したがって」□□の結論になる,という主張になるはずなのです。試験の答案で,きちんと△△の解釈を示さないまま,「したがって」□□である,という結論を出すようではいけないのです。 ただ,そうは言いながら,法学の議論で,さっきの春と夏の話ほど隙のない論理で議論を展開することは不可能に近いところがあります。どのあたりの緻密さの論理でつないでいくべきかが難しいところです。いずれにせよ,研究者というのも,本能的に,論文の中で「したがって」が出てくると警戒してしまいます。私は騙されませんよ,と。「それゆえ」,「その意味で」,なども同様の要注意言語です。文脈は違いますが,「言うまでもないことだが」,「周知のように」なども同様です。しかし,最近は私もこういう言葉を使うことが増えています。これは知的堕落であり,自戒しなければなりません。

 

 

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