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保守主義の原則 [社会保険]

先日の京都ひよこの会の勉強会で、

講師の菅野美和子先生の話の中で

お客様に年金の見積り額を説明するときは、厳しく見積もることを仰っていました。

もちろん、退職後のライフプランの出の部分については甘く見積もるのですが。

この原則は、簿記・会計学上では保守主義(安全性)の原則といいます。

下記に企業会計原則の一般原則載せておきます。

第一 一般原則

一 真実性の原則

二 正規の簿記の原則

三 資本取引・損益取引区分の原則

四 明瞭性の原則

五  継続性の原則

六 企業の財政に不利な影響を及ぼす可能性がある場合には、これに備えて適当に健全な会計処理をしなければならない。(注4)・・・保守主義(安全性)の原則

七 単一性の原則

で、注解も載せておきますと

〔注4〕保守主義の原則について(一般原則六)

 企業会計は、予測される将来の危険に備えて慎重な判断に基づく会計処理を行わなければならないが、過度に保守的な会計処理を行うことにより、企業の財政状態及び経営成績の真実な報告をゆがめてはならない。

で、この原則は企業会計に使われる原則でありますが、個人にも生かされると思います。

入りは厳しく、出はあまく計算しないと、家計は破綻してしまいます。

というわけで、年金相談の際に「いくら年金もらえんの~」と聞かれたときは、保守主義の原則に基づき、ちょいと少なめに言ってあげるのが、本人さんのライフプランのためでもありますし、我々社労士の危機管理上の対策になると思います。

でも、過度に慎重になるのもダメなのね。(注釈4に記載のあるとおり、真実の報告を歪めてしまうから。)そのあたりのバランスが難しい。

 

 

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